排出事業者の責務とは?
- 廃棄物処理法(法第3条第1項)では、「事業者はその事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任で適正に処理しなければならない」と規定されています。
- そして、このような産業廃棄物の発生から処理までの一連に係る事業者の責任を「排出事業者責任」といいます。
- 産業廃棄物処理業を営む事業者に処理の委託をすることも可能ですが、排出事業者に処理責任があることに変わりありません。
- また、他人に処理を委託する場合は、法で定める基準(施行令第6条の2)を遵守する必要があり、処理委託契約の締結やマニフェスト(産業廃棄物管理票)の運用、産業廃棄物の処理の流れの把握など、実務に関する知識をしっかり身に付けておくことが大切です。
環境省「産業廃棄物を排出する事業者の方に」
産業廃棄物を排出する事業者の皆さまを対象に、適正な処理を推進するための具体的な方法をご紹介しています。「排出事業責任とは?」をはじめとし、処理業者の情報収集、訪問による確認、委託契約の締結などがYoutubeでわかりやすく解説されています。
(公財)産業廃棄物処理事業振興財団
「産業廃棄物を排出する事業者の方に」
排出事業者がその処理責任を全うするため、産業廃棄物の処理を委託するポイントなどがパンフレットやリーフレットにわかりやすく取りまとめられています。
(公財)日本産業廃棄物処理振興センター
適正処理に係る業種別事例集
「委託先処理業者の選定」、「委託先処理業者との委託契約・事前打合せ」、「産業廃棄物の保管から処理までの管理」の一連の流れに沿った事例を掲載しています。
また、業種別に取りまとめてあるため、より具体的な内容を確認することができます。